MORESCO、今期純利益8%増に 原材料高も増収で増益確保へ

20190412MORESCO決算グラフ

 MORESCOは12日、2020年2月期の連結純利益が前期比8%増の15億円になりそうだと発表した。国内外で主力の特殊潤滑油などが伸び、収益が拡大する見通しだ。原材料価格は前期よりも上昇すると想定しているが、増収効果で吸収する。海外での生産を一段と拡大し、需要が好調な自動車向けなどを強化する。

 年間配当金は前期据え置きの50円(うち中間25円)を予定する。前期は普通配40円に記念配10円を上乗せして年間50円配としていたが、今期はすべて普通配当に切り替えて同水準を維持する。

 売上高は9%増の313億円、営業利益は10%増の21億円を見込む。6月に稼働を予定するインドの工場では、特殊潤滑油とホットメルト接着剤を製造する計画だ。初年度とあって寄与は大きくないが、今後の市場拡大を見込む。一方、合成潤滑油のうちハードディスク表面潤滑剤は、ハードディスク市場の縮小への対応が継続する公算だ。

 同時に発表した19年2月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ11%減の14億円だった。同社は2月19日に、中国景気の減速や新興国通貨安、さらに原料価格の上昇の影響を織り込むために、前期の予想を下方修正していた。売上高は3%増の288億円、営業利益は16%減の19億円だった。

 MORESCOは12日、同社の会計監査人に太陽(東京都港区)を選任する議案を5月28日に開催する株主総会で提案する予定だと発表した。これまでのトーマツ(東京都千代田区)から変更する。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

サイト内検索

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告