神戸市、中央区役所に外国人向け相談窓口を設置 12カ国語に対応で予約不要

  神戸市は15日から、外国人向けの窓口を中央区役所2階に設置する。日本の生活習慣や制度に慣れていない外国人住民に対して、多言語で情報提供したり、相談に応じたりする常設の窓口を中央区役所内に開設。中央区は110カ国の約1万3000人の外国人が住み、同区の住民の約1割を占めている。外国人でも安心して暮らしやすい環境を整える。

 ゴミ出しのルールや災害時の避難場所など、神戸市で生活するのに必要な転入時の情報を提供。さらに国民健康保険や国民年金など外国人でも加入する必要がある制度を紹介し、加入漏れを防ぐ。区役所で担当する業務の相談や、手続き書類の作成を支援するほか、区役所以外の手続きについても届出先の案内や専門相談機関の情報などを提供する予定だ。

 対応する言語は英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、フランス語、ネパール語、ヒンディ語、ロシア語の12カ国語。英語と中国語の相談員を1人配置し、それ以外の言語はテレビ電話による通訳サポートで対応する。平日の午前9時〜午後1時、午後2時〜午後5時に開設。予約は不要だ。

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