スタジオアタオが大幅続伸 初配当に今期の大幅増益見通しを好感
- 2019/04/11
- 15:20
11日の東京株式市場ではスタジオアタオ(3550)が大幅に続伸した。終値は前日比115円高の2280円で、値上がり率は5.31%に広がった。売買高も23万5500株と、昨年10月11日(25万5600株)以来約半年ぶりの水準に膨らんだ。前日大引け後に2020年2月期は10円配と、上場来初めて配当を実施する計画を発表。株主への利益分配強化を好感した買いが増えた。利益分配の背景に、今期の連結純利益が前期比16%増の6億1500万円と好業績が続く見通しとあって、買い安心感も広がった。
終値は始値と同値。取引開始直後に高く寄り付いた後は、戻り待ちの売りに押されて2183円まで伸び悩む場面があった。ただ売りを消化して、後場寄り付き直後には2302円まで上げ幅を拡大。ローソク足チャートでは「下ヒゲの長い十字線」が表れた形で、今後の下値の堅さを意識しやすいとの見方も聞かれる。3月15日に神戸市内に基幹店舗「アタオランド」を開設するなど店舗からの発信力を強化し、店舗販売とネット販売の両面が伸びる見通しだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- ドーン株が3日続伸 2カ月半ぶり年初来高値、業績の進捗を好感 (2019/04/12)
- ドーンの6〜2月期、税引き益31%増 原価率改善など寄与・通期は据え置き (2019/04/11)
- スタジオアタオが大幅続伸 初配当に今期の大幅増益見通しを好感 (2019/04/11)
- 3月期決算、米貿易摩擦など今期の影響どう見積もるか焦点に 発表予定一覧 (2019/04/10)
- ATAO、今期末に初配当10円を計画 販売順調で純利益16%増の見通し (2019/04/10)
広告
chevron_left
ドーンの6〜2月期、税引き益31%増 原価率改善など寄与・通期は据え置き home
六甲山観光、森の中で空中散歩する「フォレストアドベンチャー」13日オープン
chevron_right