3月期決算、米貿易摩擦など今期の影響どう見積もるか焦点に 発表予定一覧
- 2019/04/10
- 23:34
米中摩擦の出口が見極められない中で、米トランプ政権は欧州や日本との貿易交渉も開始。さらなる貿易摩擦が世界景気に悪影響を与えるとの警戒感が浮上している。国内では10月の消費税率引き上げを控えて個人消費の動向も不透明だ。そうした中でも今期の増益を見込む手掛かりがあるのか関心を集めそう。もっとも4月の日銀短観などでは、2019年度の設備投資は依然として高水準。手元資金を何に振り向けるかなども引き続き焦点だ。
今年は4月27日から5月6日まで、カレンダー通りでは10連休になる。このため連休明け5月7日以降がややあわただしい印象。金曜日でもある5月10日の発表は多いが、5月13日や同14日も多くの銘柄が発表を予定している。3月期決算でない会社では、アシックスが5月8日、住友ゴム工業が5月9日に1〜3月期決算を発表する予定だ。
- 関連記事
-
- ドーンの6〜2月期、税引き益31%増 原価率改善など寄与・通期は据え置き (2019/04/11)
- スタジオアタオが大幅続伸 初配当に今期の大幅増益見通しを好感 (2019/04/11)
- 3月期決算、米貿易摩擦など今期の影響どう見積もるか焦点に 発表予定一覧 (2019/04/10)
- ATAO、今期末に初配当10円を計画 販売順調で純利益16%増の見通し (2019/04/10)
- フェリシモ株が反落 今期大幅減益の見通しで、5カ月ぶり大商い (2019/04/09)
広告