和田興産、今期税引き益微増18億円に 需要好調で売上高3期連続で最高も
- 2019/04/05
- 16:44
和田興産は5日、2020年2月期の単独税引き利益が前期比微増の18億円になりそうだと発表した。主力のマンション販売が伸びるほか、戸建て住宅の引き渡し件数も増える見通しで増収効果が寄与する。ただ、用地価格の上昇や建設コストの増加が利益を圧迫する。年間配当金は34円(中間なし)と、前期比2円の増配を予定する。
売上高は2%増の400億円、営業利益は2%増の35億円を見込む。分譲マンション販売は今期、16棟が完成する予定。引き渡し戸数は570戸程度になり、この分の売上高が前期比2%増の317億円になる。戸建て住宅は70戸程度の引き渡しを計画しており、36%増の30億円の売上高を見込む。このほか開発用地や小型の賃貸マンションなど販売も伸びる見込みだ。
同時に発表した2019年2月期の単独決算は、税引き利益が前の期に比べ16%増の18億円だった。低金利や利便性の高い地区のマンション需要が好調で、引き渡し戸数は755戸だった。戸建て住宅は62戸を引き渡した。売上高は12%増の392億円、営業利益は4%増の34億円だった。
- 関連記事
-
- フェリシモ、今期純利益74%減に 猫部など「クラスター戦略」に積極投資で (2019/04/08)
- バンドー株が4日ぶり反落 M&Aで医療機器の具体化も利益確定の売り (2019/04/08)
- 和田興産、今期税引き益微増18億円に 需要好調で売上高3期連続で最高も (2019/04/05)
- ワールド株が反落 前期、国内既存店の売上高3.0%減で警戒感 (2019/04/04)
- R&I、山陽電のBBBを据え置き 「鉄道収入は安定推移」 (2019/04/04)
広告
chevron_left
(動画)神戸空港で「スマイリングデー」 「関西3空港一体でおもてなし」 home
兵庫県、5年債の利回り0.010% 発行額100億円・主幹事方式で起債
chevron_right