キムラタン、今期に利益5億円改善で黒字化目標 売上高57億円に・事業計画

 ベビー・子供服のキムラタンは3月30日付で2019〜20年度の事業計画を発表した。20年3月期の利益を前期比で5億円改善し、営業損益は3000万円の黒字(前期は4億7000万円の赤字見込み)、最終損益は500万円(前期は5億円の赤字見込み)を目標にする。売上高は3月に買収した同業の中西(大阪市東成区)の寄与もあって前期推定比43%増の57億円にしたい考えだ。

 売上高は中西を含まない前期からの継続事業でも46億円と前期推定に比べ15%増が目標だ。利益を改善させる5億円の内訳は、増収効果による利益増が1億2500万円、粗利益率の向上で1億5000万円、経費削減で1億3500万円、海外やテナントなど赤字事業の改善で7000万円、中西による寄与が2000万円と想定する。

 同社はこれまで、本社と店舗が情報を共有して意思決定の速度を上げるなど店舗運営体制を強化したほか、採算管理の強化などに取り組んだ。当面は生産体制の見直しで原価率を下げると同時に、販売戦略の明確化で販売を伸ばし、粗利益率を引き上げる。実店舗とネット通販の一体化もめざし、顧客が同社のブランドに触れる機会を増やす。19年度はいったん海外戦略も凍結して取り組む。

 幼児の衣服に付けたセンサーから体温、心拍、健康状態を把握し、昼寝中の事故や熱中症などを防ぐ「ウェアラブルIoT」は19年内に開発完了、発売をめざす。正確な情報収集ができるウエアにする一方で、子供服メーカーとして日常的に着用しやすい服にしたい考えという。

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