神戸製鋼、品質マネジメント委員会を設置 再発防止策の進捗確認など
- 2019/03/30
- 01:13
外部品質監督委員会は、弁護士の権藤世寧氏ら社外の識者3人で構成。神戸製鋼が29日に発表した同委員会のリポートによると、神戸製鋼の再発防止策はおおむね順調に進んでいるという。このため同委員会は自ら役割を終えたと判断。活動を3月で終了する。ただ再発防止策は計画がすべて終了したわけでないうえ、さらなる品質向上にも取り組む必要があるため、神戸製鋼は新たに品質マネジメント委員会の設置を決めた。
新たな委員会は社外の識者3人と、神戸製鋼の役員2人が入る5人体制。社内の役員を加えて情報共有を円滑にするが、委員長は社外の識者から起用して中立性を担保する。取締役会の諮問機関として設置。品質管理の強化について確認するほか、社内に対する提言も随時まとめるという。同委員会が作成したリポートなどは必要に応じて公表も検討するが、作成するリポートの種類や頻度などは現時点では決まっていない。
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