(動画)三宮再開発 市長「意見取り入れデザイン優れたエリアに」 花時計再始動で



 神戸市は28日午前、神戸市中央区の東遊園地で「こうべ花時計再始動セレモニー」を開催した。昨年11月29日に、神戸市庁舎3号館の建て替えに関連して花時計を停止。東遊園地の噴水があった場所を暫定的な移設先として再開した。式典では久元喜造神戸市長や、神戸市議会の北山順一議長、前市長で神戸国際協力交流センターの矢田立郎理事長らが、カウントダウンに合わせてボタンを押すと、花時計の秒針が動き始めた。

 あいさつした久元氏は、市庁舎の建て替えに関連して三宮再開発にも触れ「三宮からフラワーロード、東遊園地、ウォーターフロントと、これから大きく変貌する」「みなさまのご意見を聞きながら、デザイン的にも優れたエリアになる」との展望を語った。東遊園地もリニューアルすることから「60年間も市民のみなさんに親しまれた、花時計をどこに持っていくのかは大事な議論」と強調。暫定的な移設先とした東遊園地の噴水は、老朽化によって2017年から停止していたと説明した。

 花時計の再始動後、1957年の神戸に日本初の花時計が設置されたのを機に作られた「花時計」を合唱。作詞者で当時、高羽小学校(神戸市灘区)の6年生だった戸倉信吉さんの友人らで構成したコーラス隊がセレモニーに参加した。花時計の絵柄を考案した神戸市内の小学4年生、下西心優(みゆう)さんも出席。春の暖かな日差しに、カラフルに植え込まれた花時計が映えていた。

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