兵庫県、初代県庁復元「兵庫津ミュージアム」基本計画を決定 年30万人見込む

20190327兵庫津ミュージアム

 兵庫県は27日、神戸市兵庫区の中央卸売市場近くに「県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム」を建設すると発表した。同日開いた井戸敏三知事の定例記者会見で、基本計画を示した。兵庫県の発祥地である兵庫津に、初代県庁の建屋を復元。近代以前の神戸港の成り立ちや、兵庫県内の歴史や文化、産業などが学べる展示施設にする。

 初代県庁を復元した「初代県庁館」(完成予想図=兵庫県の発表資料より)と屋内展示施設「ひょうごはじまり館」の2棟で構成する。一般向けの展示に加え、兵庫県について学ぶ小学4年生の社会科学習の場としても活用する。講演会や講座の会場として、生涯学習事業などとの連携も可能な施設として整備したい考えだ。

 年間来場者数は、同規模の県や市の美術館との比較から年間30万人を見込む。利用料金は県の博物館料金である常設展示200円、特別観覧料2000円以下を基本として今後検討。初代県庁館は2021年4月ごろ、ひょうごはじまり館は22年度4〜6月にも開館させる。総事業費は約28億円と見積もる。

 井戸知事は「他の美術館などと比べて交通の便がよいとはいえない」と指摘。このため「兵庫運河から歩きながらアプローチできるような、周遊性を持ったコース設定も合わせて整備したい」と説明した。また「(団体向け)バスの駐車場や、乗用車などルート設定も必要だが、いずれにしても中身を面白くしなくては」と話していた。

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