神鋼不動産、県立こども病院の跡地購入 医療ビルや商業施設など開発

20190327こども病院跡地

 東京センチュリー傘下の神鋼不動産は27日、神戸市須磨区高倉台にあった兵庫県立こども病院の跡地を兵庫県から購入したと発表した。敷地面積は3万1157平方メートル。兵庫県によると、価格は17億4888万円だ。現在の建物は解体し、医療モールや商業施設などを開発する。(予想図=神鋼不動産の発表資料より)

 スーパー、ドラッグストア、アパレルなどの店舗に加え、レストランやカフェなど飲食店も配置。美容院やフィットネスジムも誘致する。加えて医療モールや保育所も開設し、地域の需要に応える。誰もが自由に使える広場と駐車場を中心に、幅広い世代が使用する生活密着型施設にする。オープンは2021年4月の予定だ。

 兵庫県は昨年3月28日に、県立こども病院跡地の利用事業者が「大和ファシリティーズ(神戸市中央区)他2事業者によるグループ」と発表。昨年7月ごろの土地・建物の引き渡しを計画していた。今回は土地・建物を買い取る事業主体が神鋼不動産であることを示したうえで、同社と建設のソネック(高砂市)、不動産開発の大和ファシリティーズの3社が事業予定者と発表した。

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