神戸海洋博物館リニューアル、入口ホールいっぱいに映像など 丹青社と契約へ
- 2019/03/27
- 20:47
神戸市は27日、2019年度に予定している神戸海洋博物館(神戸市中央区)の展示リニューアルについて、丹青社の関西支店を契約候補者に決めたと発表した。神戸市が1月29日〜2月8日に公募したところ、3社の応募があったという。学識経験者らで構成する審査委員会で提案内容を審査して決めた。
神戸市によると丹青社の提案(図=神戸市提供)は、周辺環境との調和に配慮した展示であることや、同博物館が多く所有している船舶模型も活用する展示である点などを評価した。施工やメンテナンスにかかる費用も妥当で、総合的に優れていると判断した。
入口ホールは室内いっぱいに映像を投影する演出で、約150年前の開港から神戸港の未来を概観する。船舶模型の展示は、波を連想させる、航路をイメージした連なる展示台を製作する。コンテナヤードの中で港の仕事の体験型展示が楽しめる展示室も設ける提案内容。展示リニューアルと同時に改修する1階トイレは、壁面デザインにコンテナのモチーフを取り入れ、港を感じさせる空間にする。
詳細の設計は19年度に入り、契約を結んだ後になる。リニューアル期間中も閉館せず、展示室ごとに順次、展示内容を更新。20年1月末には全体を完成させる計画だ。
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