ネスレ日本、前期の営業利益1.5%減少 ネット通販の物流費7割増が逆風
- 2019/03/27
- 20:04
売上高は、合併・買収(M&A)などの変動要因を除いた伸び率(オーガニックグロース、自律的成長)が0.5%増と増収を確保(実額は非公表)。コーヒー市場全体が伸び悩むなか、小幅ながらシェアを拡大したのが寄与した。ただ増収効果では、費用増を補えなかった。26日に東京都内で説明会を開いた。
2019年は主力のコーヒー事業で、従来の「ネスカフェ」「ネスプレッソ」ブランドに加え、昨年8月にグローバルで提携した米スターバックス(ワシントン州シアトル)のブランドでも商品を展開する。4月からスターバックスのブランドで、カプセル式のコーヒーサーバー向け製品と、ホテルや大学など大規模な施設にも対応したコーヒーサーバーを通じたコーヒー供給を開始する。
併せて26日には、大日本住友製薬の子会社であるDSファーマアニマルヘルス(大阪市中央区)と共同で、病気のペット向けフードのネット通販を6月から開始すると発表した。獣医師の診断結果をもとに、適したペットフードを専用サイトから飼い主に提示する。
- 関連記事
-
- 阪急阪神HD株は小高い 北神急行の譲渡額「200億円近く」報道も反応薄か (2019/03/29)
- 石光商事の今期、一転の最終減益に 紅茶原料の不振、物流費・人件費増響く (2019/03/28)
- ネスレ日本、前期の営業利益1.5%減少 ネット通販の物流費7割増が逆風 (2019/03/27)
- 金融庁、神栄に1200万円の課徴金納付を命令 神栄は今期特損計上 (2019/03/26)
- 日本製麻、今期配当金1円減の2円 従来は「未定」 (2019/03/25)
広告
chevron_left
神戸海洋博物館リニューアル、入口ホールいっぱいに映像など 丹青社と契約へ home
アジア・オセアニアの国際生理学会、28日から神戸で日本初開催 2000人参加
chevron_right