久元神戸市長、イチローに「税金は気にかけないで」 特別な街に「感謝」

20190324イチローレリーフ

 久元喜造・神戸市長は23日付でブログを更新し、米プロ野球のイチロー選手が21日に開いた引退表明の記者会見で「神戸は特別な街」と発言したことに触れ、「心から感謝を申し上げたい」と述べた。そのうえで「神戸の街は、これからもイチロー選手とともにあり続けます」と強調した。イチロー選手は、阪神淡路大震災が発生した1995年当時、神戸に本拠地を置いたオリックス・ブルーウェーブに所属。ユニフォームに「がんばろうKOBE」と記載して試合に臨み、96年には日本シリーズを制して日本一になった中心選手だった。

 神戸への恩返しについて記者会見で問われたイチロー選手が「税金を少しでも払えるように、がんばります」と述べたことについて、久元氏は「そんなことは気にかけないでいただきたい」と応じた。「神戸の街は、そして神戸市民は、税金とか、お金とか、そんなものでは換算できない、たくさんの素晴らしいものを、イチロー選手からいただいてきたのですから」と語りかけた。
 
 今後のイチロー選手については指導者や、野球・スポーツへの評論などの活動が見込まれている。同選手の引退後、日本での活動拠点を神戸市内に誘致する声が高まる可能性もある。

 イチロー選手は96年から2004年まで、神戸市の少年野球チームをグリーンスタジアム神戸(現在のほっともっとフィールド神戸)に招待する「イチローシート」を開設。渡米後も、オフシーズンは自主トレーニングの場所として同球場をしばしば使用した。神戸市が同球場のドーム化を企画したところ、イチロー選手の反対で計画が撤回されたという都市伝説もある。

(写真はポートタワー付近に設置した記念碑「レンガの壁」に残るブルーウェーブ時代のイチロー選手のサイン)

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