シャルレ、取締役倍増で経営体制強化 執行役員制度も再導入

 シャルレは18日、6月下旬に開催する定時株主総会に6人が新たに取締役に就く人事を提案すると発表した。現在の取締役は4人体制で、このうち奥平和良社長(57)と奥田清三取締役(71)が続投。取締役を8人に倍増して経営体制を強化する。業績改善に向けた経営改革を加速するのがねらい。

 新たな取締役候補は、4月1日付で営業本部長になる高畑則雄氏(57)、同マーケティング本部長になる山縣正典氏(56)、同管理本部長になる高田博祐氏(49)、法務部長の原豊氏(54)、大和証券元専務の脇田順一氏(75)、東京証券取引所元常務の天野富夫氏(68)の6人だ。このうち脇田氏と天野氏が社外取締役。

 さらに4月1日付で執行役員制度も再び導入する。経営改革の加速に向けて権限を部門長に委譲し、責任を明確化するのがねらいという。社長の奥平氏に加え、高畑氏、山縣氏、高田氏、原氏、同日付で経営企画部長になる千本松重雄氏(49)の6人が執行役員に就く予定だ。

 シャルレは以前にも執行役員制度を採用していたが、取締役が直接、経営改革に取り組むことから2018年3月末でいったん廃止していた。だが幅広い場面で経営改革を進めるにあたり、取締役を兼務できる執行役員制度を導入して、変化の速い事業環境に対応する考えだ。

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