上組、豊橋市に輸入車4500台保管の駐車場 飛島ふ頭に複合倉庫も完成

上組飛島複合倉庫

 上組は愛知県豊橋市で、輸入した自動車およそ4500台が保管できる駐車場「御津モータープール」が2月27日に完成したと発表した。一部で自動車の整備もできる。取引先であるメルセデス・ベンツ日本(東京都品川区)が日本に輸入・販売する新車が増えており、駐車場の増設で対応する。上組はメルセデス・ベンツ日本が輸入する自動車の全量で、新車整備などを手がけている。

 上組は独自動車大手ダイムラーの日本販社であるメルセデス・ベンツ日本から2014年に、メルセデス・ベンツ車とスマート車の新車整備と関連事業を受託。上組子会社のエム・ビー・サービス日本(茨城県日立市)と上組豊川支店(愛知県豊橋市)が業務を担当する。御津モータープルの敷地面積は12万6105平方メートルと、甲子園球場(総面積約3万8500平方メートル)が3個以上入る広さだ。

 加えて名古屋港の飛島ふ頭には「飛島複合倉庫」(愛知県海部郡飛島村、写真=上組の発表資料より)が3月5日に完成した。物品を保管する倉庫機能に、梱包工場を併設。これまで上組は名古屋港の各地に倉庫や梱包工場が点在し、コンテナづめ作業や梱包作業のために、各拠点間を輸送する必要があった。新倉庫の稼働により、同一施設内で梱包、コンテナ詰めができるようになり、納期や正確性など物流品質と、コスト面の両方で改善が見込める。

 飛島複合倉庫の敷地面積は6万3386平方メートル。梱包工場には天井クレーン3基(30トン2基、10トン1基)を設置した。

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