神戸製鋼に罰金1億円の判決 控訴「慎重に判断」、品質データ改ざん 

20180306神戸製鋼東京本社

 神戸製鋼所は13日、アルミ製品などの品質データ改ざん事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪に問われた法人として立川簡裁から罰金1億円の判決を受けたと発表した。同社は2016年9月〜17年9月に真岡製造所(栃木県真岡市)などで、品質管理上のデータを改ざんした検査結果の表を作成したことなどについて、起訴されていた。

 報道などによると、罰金1億円は求刑通りという。神戸製鋼は、神戸経済ニュースの取材に対し「判決は厳粛に受け止めている。控訴するかどうかは慎重に検討して判断したい」(コーポレート・コミュニケーション部)とコメントした。(写真は神戸製鋼の東京本社が入居するビル=資料)

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