久元神戸市長、人口減「東京とブロック都市へ集中加速」 神戸創生懇あいさつ

20190308神戸創生懇話会

 神戸市の久元喜造市長は8日午後、神戸市中央区のホテルで開催した「2020神戸創生懇話会」であいさつし、神戸市で続く人口減少について「東京への一極集中がさらに加速したうえ、ブロック(内の拠点)都市への集中も進んでいる」ことが背景にあるとの見方を示した。近畿地方でも「人口が増えているのは大阪市だけで、京都、神戸、堺はマイナス」と説明した。人口減対策に向けて17年3月に取りまとめた「神戸創生戦略」では出生数の維持と東京転出超過の解消を掲げたが、「残念ながら実現できていない」と話した。(写真は2020神戸創生懇話会の様子=8日)

 半面、久元氏は神戸空港のさらなる活用に向けた議論が進みつつあることなども踏まえ、「陸海空の交通の拠点として、これから発展としていくことが約束されている」と、交通の利便性が高まっていることを強調。この点については「明るい方向に向かっている」との見方を示した。

 2020神戸創生懇話会は、神戸市が「神戸2020ビジョン」「神戸創生戦略」などの形で示した神戸市の施策について、幅広い分野の代表者から意見を聴取する会議。産業界の代表者らや兵庫県、学識経験者、金融機関、労働団体、NHKと神戸新聞、企業や自治会などの代表者や市議会議員など約80人が出席した。

 出席者からは「新神戸駅をもっとにぎやかにするべき」「3人以上出産した女性を表彰しては」「地域コミュニティを活性化する施策を予算に盛り込んでは」といった神戸市に対する要望やアイデアなどが相次いだ。一方、「起業、創業支援の充実など、全国的に見て進んでいることもあり、これらを大事に育てていく視点も必要だ」と言った意見も出ていた。

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