家次神商会頭、神戸空港「バラバラで要求しても仕方ない」 次回懇談会4月以降

20190304家次神商会頭

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真)は4日に開いた定例記者会見で、神戸空港を巡る運用規制の緩和について「神戸市、兵庫県と平仄(ひょうそく)を合わせるというか、バラバラで要求しても仕方のない話」と指摘した。そのうえで、市や県と「議論を深めていきたい」との意向を述べた。

 昨年12月24日に開催した関西3空港懇談会で井戸兵庫県知事が具体的な運用時間や便数などを示して規制緩和を求めたことについて記者が質問すると、「ちょっと衝撃的だったかもしれないが、(地元同士で)協議をしながらやっていくのが大事だと思っている」と、連携の必要性を強調した。

 運用規制緩和の見通しについては、関西エアポート(大阪府泉佐野市)が関西3空港を一限的に経営するなかで「全体として、どうハーモナイズ(調和)しながらやっていけるか」との視点が重要との見方を示した。ただ、「関西の航空需要はどんどん大きくなっているので、基本的には前向きな議論はしやすい」との印象を語った。

 次回の関西3空港懇談会の開催日程については家次氏が「打診はあったようだが具体的な日程は存じていない」と述べると、事務局が「4月以降で調整するということだけで、具体的なところはまだ」と説明した。

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