ヴィッセル神戸、日本初の完全キャッシュレス球場も準備進む 3月2日ホーム開幕

20190228ノエスタ神戸グッズショップ

 サッカーJ1ヴィッセル神戸とノエビアスタジアム神戸の運営会社である楽天ヴィッセル神戸(神戸市中央区)は28日、ヴィッセル神戸のホームグラウンドでの今季開幕戦を3月2日に控えて、準備が進む同スタジアムを報道関係者に公開した。昨年12月に楽天の三木谷浩史会長兼社長が構想を表明した、応援グッズ売店や飲食物の販売店などで現金を取り扱わない日本初の「完全キャッシュレス球場」に向けた機器などの整備も順調だ。(写真はグッズ売店のレジカウンター)

 スタジアムで利用できるのは、スマートフォンにQRコードを表示して決済する「楽天ペイ」、電子マネーの「楽天Edy(エディ)」、加えて各種クレジットカードとデビットカードが利用できる。3月2日の初戦については、2万人を超す観戦者全員に楽天エディのカードを配布。スタジアム全体で合計100台の入金機を設置して、現金だけしか持っていない人でもスタジアム内で買い物できるようにする。

 応援グッズ売店は今季、バックスタンド側のスタジアム内に開設する。地下鉄海岸線の駅との動線を考慮して、従来のスタジアム前の広場にテントを設営する方式から改める。キャッシュレス化によって支払いのスピードが上がるうえ、開設するレジカウンターを最大18と従来の約3倍にまで増やし、より少ない待ち時間で買い物ができるようにする。

 楽天ヴィッセル神戸の森井誠之取締役は、「スタジアム内では買い物のために並ぶ時間、待ち時間などのストレスを減らしていくのが、満員のスタジアムの使命だと思う」と、完全キャッシュレス化への期待を語った。そのうえで「将来は街も巻き込んで、買い物もスポーツも同じ通貨(決済手段)で楽しめる、といったところを目指していきたい」と話していた。

 ノエスタの完全キャッシュレス化はJ1リーグのヴィッセル主催試合で実施。このほか同スタジアムでは今季、30万円チケット「1day VIP ticket」向けのラウンジ開設や、スタンドの座席増設、記者会見場の改良、芝生育成用ライトの追加購入といった設備投資を実施。「総額で約1億円になった」(森井氏)。

 楽天傘下では、東北楽天イーグルスの本拠地である楽天生命パーク(仙台市)も4月2日の同球場での今季初戦から完全キャッシュレス化する予定だ。

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