シスメックス、がんゲノム医療で解析セット発売 子会社で分析サービス開始

 シスメックスは21日、昨年12月25日に国内で初めて製造販売承認を得た「がんゲノム医療」の検査システム「OncoGuide NCC オンコパネルシステム」を1月31日付で発売したと発表した。知識や経験がある医師の配置など、一定の条件を満たす施設に対して販売。2月から子会社の理研ジェネシス(東京都品川区)で、専門の機器を使って「がんゲノム」を分析・評価するサービスを順次開始する。

 がん患者の遺伝情報から最適な治療薬を選ぶ「がんゲノム医療」では、がん組織から114種類の遺伝子を一度に調べ、遺伝子の変異を解析する「がん遺伝子パネル検査」を実施する。検査手法は、国立がん研究センター(東京都中央区)と共同で開発。理研ジェネシスが、DNAの塩基配列を同時並行で大量に読み取る装置「次世代シークエンサー」を使って解析する。

 がんゲノム医療は18年4月から、保険が使える医療との混合診療が可能な「先進医療」と認められた。このため、がんゲノム医療中核拠点病院と連携病院の50施設で既に350症例の検査実績があるという。現時点では保険適用を受けていないが、将来的に保険適用になることを見込んで使用する「評価療養」が可能になる。シスメックスは、同製品の保険適用申請を予定しているという。

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