「発祥の地」生かすには? サッカー、ゴルフ……神商スポーツ懇話会セミナー

20190219スポーツ懇話会

 神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会は19日、第4回特別公開セミナー「スポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上の可能性」を開催した。講演や報告では、スポーツによる観光誘致に地域資源の活用が必須と改めて強調。有力な地域資源であるにもかかわらず、神戸が柔道の祖として知られる嘉納治五郎の出身地で、日本でのサッカー、ゴルフ、マラソン、ボウリングの発祥地であることがビジネスに結びついていないと指摘した。

 スポーツ庁でスポーツを通じた地域振興を担当する高下栄次・参事官付専門官は「スポーツツーリズムの推進と今後の発展に向けて」と題して講演。「神戸商工会議所に声をかけていただいて神戸に来るまで、サッカーやゴルフの発祥地であることを知らなかった」と明かす。「スポーツ庁の人間でも知っているのは少数派だ。日本全国の人が知るまで継続的に(PRを)やるべき」と話していた。

 パネル討論(写真)では流通科学大学の山口志郎准教授が「タイでは国王が(アシックスのランニングシューズである)オニツカタイガーを好まれていることもあり、アシックスの本社がある神戸のマラソンに出てみたいという声も聞かれた」と話していた。一方、高下氏は「神戸は楽しく走ったり、歩いたりできる場所が多い。毎週末でもランニングイベントができるほどの多様なコースができそう」と述べ、継続的な情報発信の重要性を強調した。

 討論には兵庫県立大学の伊藤克広准教授も参加。司会は懇話会の代表世話人である神戸大学の山口泰雄名誉教授が務めた。

 このほかスポーツツーリズムに関する神戸の観光資源について流科大の山口氏とアシックスの中村優里氏が報告、スポーツ実施率に関する実態調査について県立大の伊藤氏が報告した。

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