GセブンHD、社長に木下副社長が昇格 金田社長は代表権持つCEOに

 G-7ホールディングスは18日、創業者の長男である木下智雄副社長(50)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。代表権は持たない。金田達三社長(68)が引き続き代表権を持ち、会長兼CEO(最高経営責任者)に就く。6月下旬に開催する株主総会後の取締役会で正式に決定する。同社は社長交代の理由や、社長が代表権を持たない理由などを明らかにしていないが、世代交代を漸進的に進めるのがねらいとみられる。

 木下氏と金田氏は中核事業会社の1つであるG-7・オート・サービスの役員を4月1日にそろって退任。よりグループ全体の経営に注力するもようだ。創業者の木下守氏(76)は取締役名誉会長にとどまる。

 木下智雄(きのした・のりお) 1968年3月11日生まれ。最終学歴は非公表。2003年9月セブンプランニング(現G7リテールジャパン)入社、05年1月同社取締役、05年6月同社社長、06年6月G-7ホールディングス執行役員、09年6月専務、11年4月副社長、17年4月G-7・オート・サービス社長、18年4月同社代表取締役社長。兵庫県出身。

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