ノザワ、今期純利益97%減に下方修正 期末10円に減配、製品不具合で特損計上

20190214ノザワ決算グラフ

 建設資材大手のノザワは14日、2019年3月期の連結純利益が前期比97%減の5000万円になりそうだと発表した。従来予想の18億円から下方修正し、減益幅が大幅に拡大する見通し。すでに納入した主力製品の押出成形セメント板「アスロック」の一部で、耐火構造認定が不適合になるなど不具合が見つかり、対応費用を特別損失に計上する。

 一方、売上高は8%増の240億円と、従来予想(233億円)に比べ増収幅が拡大する見通し。旺盛な建設需要を背景にアスロックを中心とした資材が伸びている。半面、営業利益は9%減の24億円と、従来予想の17億円から一転の減益を見込む。原材料費、物流費、人件費の増加が当初の想定を上回ったためだ。

 期末に予定していた配当金は前期比35円減の10円とした。従来は据え置きの45円を予定していたが、特別損失の発生に伴う純利益の減少を受けて配当金も減額することを決めた。

 同時に発表した18年4〜12月期の連結決算は、最終損益が6800万円の赤字(前年同期は15億円の黒字)だった。製品の不具合対策として製品補償費用21億円と訴訟損失引当金3100万円を特別損失に計上した。売上高は前年同期比8%増の182億円、営業利益は同5%減の20億円だった。

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