神戸市、名誉市民にノーベル生理学・医学賞の本庶佑氏 史上9人目

20190212本庶佑氏

 神戸市は12日、神戸医療産業都市推進機構の理事長で、2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏(写真)に名誉市民の称号を贈ることを決めた。同日開いた神戸市議会本会議に久元喜造市長が提案し、全会一致で議会の同意を得た。

 がん免疫療法にかかわる物質「PD-1」の発見など医学分野での大きな功績に加えて、本庶氏は神戸医療産業都市構想の進め方を検討した「神戸医療産業都市構想懇談会」に京都大学の医学部長として1998年に参加。神戸市への貢献も大きいことをたたえる。

 20日夜に神戸市内のホテルで開催するノーベル賞の受賞記念祝賀会で、称号をおくる。神戸市の名誉市民は本庶氏で9人目になる。これまでの8人は元神戸市長5人のほか、洋画家の小磯良平氏、指揮者の朝比奈隆氏、神戸医療産業都市推進機構の名誉理事長で今回開く祝賀会の発起人の1人である井村裕夫氏。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

広告