兵庫県、「遺贈」円滑化で遺言信託の窓口紹介 三井住友銀と協定

 兵庫県は12日、遺言によって兵庫県に財産の一部や全部を寄付する「遺贈」について三井住友銀行と協定を結んだと発表した。生前、兵庫県に対して相談があった場合は三井住友銀の遺言信託の窓口を紹介する。三井住友銀は遺言書の作成を手伝ったうえで、遺言書の保管、遺言の執行などを担当する。

 希望者の意向に沿って、円滑に財産が遺贈されるようにするのがねらい。具体的な遺贈先が決まっていない希望者には、三井住友銀が兵庫県のふるさと納税である「ふるさとひょうご寄付金」など、兵庫県への寄付のプログラムを紹介する。

 兵庫県によると、三井住友銀と遺贈について協定を結んだ自治体は同県が初めて。兵庫県は遺贈を受けた財産の使途を明確にするなど、より遺贈希望者の期待に沿った取り組みで、多くの寄付を集めたい考えだ。兵庫県立大学も、三井住友銀と同様の協定を結んだ。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告