カルナバイオ、今期最終赤字16億円に 創薬支援は21年に年10億めざす

20190208カルナバイオ決算グラフ

 カルナバイオサイエンスは8日、2019年12月期の連結最終損益が16億円の赤字(前期は12億円の赤字)になる見通しだと発表した。創薬事業と創薬支援事業を合わせた全社の研究開発費が前期比76%増の20億円と、売上高を上回る水準に膨らむ見通しで、利益を圧迫する。

 売上高は64%増の12億円、営業損益は16億円の赤字(前の気は18億円の赤字)を見込む。創薬事業の売上高は、カナダのシエラ・オンコロジー(ブリティッシュコロンビア州)に知的財産権の使用権を供与している医薬品候補の化合物「CDC7キナーゼ阻害薬」で一時金(マイルストーン)の4億4000万円を想定した。創薬支援事業の売上高は8億円を見込む。

 18年12月期の連結決算は、最終損益が12億円の赤字(前の期は7億3700円の赤字)だった。キナーゼタンパク質の販売などを手がける創薬支援事業は増収ながら、研究開発の増加で減益。全社の売上高は15%増の7億5400万円、営業損益は11億円の赤字(前の期は6億円の赤字)になった。

 同時に発表した21年12月期を最終年度とする中期経営計画では、創薬支援事業の年間売上高を10億円に伸ばす目標を掲げた。創薬事業では医薬品候補物質の導出を引き続き目指すが、予想が難しいとして、同社全体の収益目標などは示さなかった。

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