ノーリツ、低温でCO2発生させる農業用システム 誠和と業務提携

 ノーリツは5日、農業資材メーカーの誠和(栃木県下野市)と共同で、低温で二酸化炭素(CO2)を発生させる農業用のシステム「低温炭酸ガス局所施用システム」を開発したと発表した。ハウス栽培などの施設園芸で、光合成によって昼間に不足しがちなCO2を補う。ノーリツが農業分野の製品を開発したのは初めて。誠和が3月1日にモニター(試用者)向け販売を開始する。

 ノーリツと誠和は業務提携して開発に取り組んだ。CO2は灯油などを燃焼して発生させる。従来は燃焼した直後の高い温度のCO2を放出していたため、ハウス内(施設内)の温度が上昇することから冬期しか運転できなかった。だが、ノーリツの熱交換技術とラジエーターを組み合わせ、熱をハウス外に排出。低温のCO2を放出できるようになった。加えてシステムの小型化にも成功し、設置しやすくなった。

 CO2の供給で光合成が活発になり、収穫量の増加などにつながるという。エネルギー消費の効率化にも寄与する。燃焼に関わる安全確保のためCO(一酸化炭素)警報機を標準装備した燃焼機と専用操作盤、送風機などでシステムを構成する。誠和の環境測定機が別途必要だ。正式な販売は夏期を計画している。

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