神鋼環境、今期純利益6%減に上方修正 事業買収分の寄与を織り込み
- 2019/02/04
- 17:33
神鋼環境ソリューションは4日、2019年3月期の連結純利益が前期比6%減の24億円になりそうだと発表した。従来予想の22億円から上方修正した。1月1日付でIHI傘下のIHI環境エンジニアリングから買収した、ごみ処理施設関連事業が1〜3月に寄与する分を織り込んだ。
売上高は14%増の900億円、営業利益は6%増の36億円になる見込み。従来予想は840億円、営業利益は33億円だった。事業買収を巡るコンサルティング費用や事務所集約にかかる費用も織り込んだ。事業買収以外の部分は、従来想定通りに据え置いているという。
同時に発表した2018年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比71%減の3億9700万円だった。工事中の物件で利益が大きく出る部分の完成が少なかったことなどが減益要因。ただ同社は2〜3月に完成する自治体向けなどの物件が多く、収益が1〜3月期に偏る傾向が強い。12月までの業績は想定通りとしている。売上高は11%増の561億円、営業利益は65%減の6億9300万円だった。
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