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「雄大な明石海峡大橋に歓声も」 トワイライトエクスプレス瑞風を報道公開



 JR西日本は3日、近畿地方や中国地方の各地を巡る豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」を報道関係者に公開した。運行の拠点にしている網干総合車両所宮原支所(大阪市淀川区)から姫路駅まで、回送列車に報道関係者らが試乗。走行中の「瑞風」を報道関係者向けに公開するのは初めてとあって、新聞や雑誌など多くの記者やカメラマンらが取材に訪れた。

 川崎重工業の兵庫工場(神戸市兵庫区)で建造。計画する際に掲げたのは「美しい日本をホテルが走る」だ。あくまでホテルであることをめざし、車両のデザインや内装には宿泊施設の設計などで実績がある建築家の浦一也氏を起用した。乗客の最大定員が34人であるのに対し、乗務員・サービス担当者は合計16人。すみずみまでサービスが行き届く。2017年6月に運行を開始し、18年12月末までに約3800人が利用した。

 神戸市内を通過するのは京都・大阪〜下関を、山陽本線などを使って結ぶコース。京都・大阪発の下り便の場合は、出発してほどなく須磨の浦(神戸市須磨区)の海岸で視界が開け、雄大な明石海峡大橋を目の当たりにする。JR西日本・瑞風推進事業部の岡田学部長は、「初めてご覧になる遠方からのお客様は、まず須磨・明石で歓声を上げる方も多い。ぜひ展望デッキで潮風を感じながら見てほしい」と話していた。見慣れた風景も、豪華列車の中からだと優雅に眺められるかもしれない。

 3〜6月乗車分は、すべての出発日、全コースで抽選になった。1925件の応募があり、平均倍率は7倍。特に山陰コースは14倍と人気が高い。現在は7〜9月乗車分の応募を2月末まで受付中だ。3月中旬に抽選を実施する予定。7〜8月出発分の1泊2日コースでは、シングル1人1室で33万円、ツイン2人1室で1人分の料金が27万円など。このほか旅行会社が販売する分もある。

 現時点では、すべて日本語でサービス。通常の運行では訪日外国人観光客の乗車は想定していない。ただ、これまで団体利用という形でシンガポールなどからの乗客を乗せたことがあるという。将来的には海外顧客向けの運転も検討する見通しだ。

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