神戸市、ノウハウ盛り込み「ヒアリ」対策強化 マニュアル改訂版を公表

20190131ヒアリ対応

 神戸市は31日、2017年5月に神戸港からの輸入貨物に国内で初めてヒアリが見つかったのをきっかけとして作成した「神戸市ヒアリ等対策マニュアル」の改訂版を公表した。昨年4月にはヒアリと同じく特定外来生物のアカカミアリを発見したが、マニュアルに基づいて初動対応。一連の事例から導いたノウハウや、定着初期段階のアリの巣が発見された場合の対応などを盛り込み、対策を強化した。

 神戸市は初期のアリの巣が発見された場合を想定して、昨年春から秋にかけてアリ殺虫剤を使用して駆除の方法を独自に調査。この結果に基づいて、殺虫剤の散布量や散布回数、散布範囲などを従来よりも具体的に示した。このほか国際貨物コンテナで、ヒアリなどに疑われるアリが見つかった場合のコンテナ開封や殺虫処理、その後の周辺調査などの手順について、図や写真などでわかりやすく示した。ヒアリから作業員を守るために服装などの安全規定も作った。(図はコンテナ内で多数のヒアリを防除する際の服装=神戸市が公表したマニュアルより)

 新たなマニュアルによって、より強力にヒアリなどの定着を阻止する考えだ。神戸市は改定したマニュアルをホームページに掲載。広く自治体などにも情報提供する。加えて国のヒアリ対策にも神戸市のマニュアルで示した考え方を取り入れるよう、関係省庁などに働きかける。

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