井本商運「なとり」が仙台港で油流出事故 漁業被害が発生

 内航コンテナ大手の井本商運は、同社が東日本で運航する主力コンテナ船「なとり」が20日午後8時ごろ、仙台港(仙台市宮城野区)で海上への油流出事故を起こしたと発表した。乗員などに人身事故は発生していない。現場では引き続き、油の回収作業と被害状況の調査を急いでいるという。流出した油は燃料油とみられる。

 宮城県内では油の流出に伴う漁業被害も発生している。これに対して井本商運は「関係諸法令に従い、誠意をもって対処していく所存」とのコメントを発表した。同時に「原因究明を進め、再発防止策を徹底してまいります」としている。

 現地メディアの報道によると、地元漁協は「約8000万枚の、のりの出荷を中止し約5000基の養殖いかだの廃棄を見込んでいる」(仙台放送)という。仙台市を拠点にする地方紙「河北新報」(電子版)は26日付で「生産停止に伴う被害額は8億円超で、重油が付着した養殖施設の廃棄に4億~6億円かかる見込み」との地元漁協の見解を伝えた。同漁協では井本商運の補償を求める方針のようだ。

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