18年の神戸港コンテナ取り扱い個数が過去最高に 17年の292万個上回る見込み

 神戸市は23日、2018年の神戸港でのコンテナ取り扱い個数が過去最高になったもようだと明らかにした。神戸港に入港する船舶が届け出る数値を取りまとめると、18年12月分の集計が確定しない段階でも17年の292万4179個(20フィートコンテナ換算)を上回ることが確実になったという。国内外の景気が良好で貿易が増加するなか、政府から国際コンテナ戦略港湾の指定を受けて取り組んだ、神戸港への集貨の施策が奏功した。

 神戸市は同日、18年1〜11月のコンテナ取り扱い個数が269万128個(同、速報値)だったと発表した。17年12月は24万7655個で、18年12月の取り扱い個数が前の年並みでも過去最高を更新する計算だ。ただ、久元喜造神戸市長が18年1月24日の記者会見で目標に掲げた300万個に届くかは微妙な情勢。昨年は9月に大型台風が相次ぎ、コンテナが流出したり、コンテナを船に積載するガントリークレーンの一部が使えなくなったりと、一時的に港湾機能が低下する場面があった。

 神戸市は18年12月の集計を急ぎ、月内にも昨年の年間コンテナ取り扱い個数を速報値として発表する計画だ。

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