舞立内閣府政務官「防災は国家の基本的な任務」 兵庫知事「避難促進策を検討」

20190117舞立内閣府政務官

 阪神淡路大震災から24年が経過した17日昼、人と防災未来センター(神戸市中央区)前の広場で兵庫県が主催した追悼行事が開かれた。正午の合図と同時に、参加者は黙とう。周辺の海域に停泊していた船舶も一斉に汽笛を鳴らし、震災での犠牲者に対して弔意(ちょうい)を示した。

 黙とうの後にあいさつした兵庫県の井戸敏三知事は昨年相次いだ豪雨や台風に触れ、「県内でも避難勧告、避難指示が発令されたが、実際の住民の避難行動に結びついていないなどの課題がみられた」と指摘。「住民による主体的な避難行動の促進策について検討を進めている」と明らかにした。加えて、国に防災庁の創設を求め、神戸に誘致することを改めて述べた。

 続いてあいさつした舞立昇治内閣府政務官(写真)は、昨年相次いだ豪雨、台風の災害の教訓として「(インフラ建設など)ハードだけにとどまらず、ソフト面での対応が極めて重要」との見方を示した。大地震などで「どのように住民に情報を知らせ、いかに避難に結びつけるかについて検討を進めている」と説明。そのうえで「災害が発生しやすい我が国においては、防災は国家の基本的、かつきわめて重要な任務」と強調した。

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