石光商事、インド紅茶製品メーカーと合弁 まず日本向けに輸出

 コーヒー豆や食品を卸売りする石光商事は16日、インドの紅茶製品メーカーである「エートッシュ・アンド・サンズ」(西インド州コルカタ)と合弁会社を設立すると発表した。1000万ルピー(約1600万円)を折半出資。紅茶製品を製造し、インドから世界に向けて輸出する。今年半ばから商品の生産を開始し、まず日本向けに輸出を予定する。

 インドは世界の紅茶生産量のうち約3割を占める。合弁相手であるエートッシュ社は同社1社だけで年1万5000トンを輸出。日本の年間紅茶輸入量に相当するという。石光商事にとっては仕入れ先として取引関係にあった。両者はかねて合弁事業について協議してきたが、このほど新事業などで合意。15日付で新会社を設立した。

 新会社は「エートッシュ・イシミツ・ビバレジズ・インディア」。コーヤンブットゥール(コインバートル)にあるエートッシュ社の事業所を拠点に、紅茶製品の製造販売する計画だ。新会社の設立による石光商事の2019年3月期の業績への影響は軽微としている。

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