「東京にも京都にもない体験型雅楽を」 神戸新春国際親善パーティーで

20190111雅楽演奏

 「東京にもない、京都・大阪にもない、体験型雅楽でお待ちしています」--。10日夜に神戸市が同市東灘区のホテルで開催した神戸新春国際親善パーティーで、日本雅楽協会(神戸市中央区)の加藤隆久理事長(生田神社名誉宮司)が話した。同協会では、日本文化に親しみたい外国人向けに雅楽の演奏会を生田神社で開催。雅楽の演奏会は国内各地で開かれているが、観光客が和楽器を体験できるのは「私どもの協会だけ」と胸を張る。

 神戸新春国際親善パーティーは神戸市長と外国人コミュニティが意見交換する場として、1957年に始まった。今回は62回目。久元喜造市長や、神戸市議会の北山順一議長ら神戸側の出席者に加え、在関西の領事館関係者、外国人学校や外国企業の関係者など約200人が参加した。加藤氏のあいさつに続いて、同協会の奏者が雅楽の中でも最も著名な演目の1つである「越天楽」を演奏。多くの外国人の注目を浴びながら、華やかにパーティーの盛会を祝った。(写真)

 神戸を訪れる外国人が、大阪や京都に比べて伸び悩んでいるのを嘆く声は少なくない。ただ洋菓子や異人館といった「異国情緒」で、海外から観光客を誘致するのも難しい。この日、久元市長はあいさつで「神戸はグローバル社会の中で、さらに名誉ある地位を保つことができるよう、しっかり取り組みたい」と話した。そのためには神戸の中で日本を見直す必要もあるのかもしれない。

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