ノーリツ、米ボイラー「PBヒート」を52億円で買収 北米で暖房事業を獲得

 ノーリツは8日、米ボイラー製造の「PBヒート」(ペンシルバニア州バリー)を4700万ドル(約52億円)で買収したと発表した。北米地域では業務用、家庭用とも暖房機器に強みがあるメーカー。ノーリツは北米で給湯器などを販売しているが、今回の買収によって暖房分野、業務用分野の品ぞろえを強化し、海外売上高の比率を高める。

 ノーリツは2020年を最終年度とする中期経営計画で、20年の海外売上高を700億円と、16年に比べて約22%伸ばす計画だ。中国、北米、豪州を重点エリアとして、現在主力の家庭用給湯器に加え、暖房分野や業務用分野にも事業分野を拡大する。PBヒートは17年12月期の売上高が3400万ドル(37億円)。この分の収益が買収によって増加するほか、米国での販売網などを獲得する。

 買収には米国に特定目的会社(SPC)を設立。同社がPBヒートの持分を保有する枠組みとした。前の親会社だった、ボイラー製造のアトランティック・ショアズ(米デラウエア州)から全持分を買い取ることで昨年合意。昨年12月17日に売買契約を結び、8日付で持分の取得が完了したという。

 買収に伴う52億円の支出は19年12月期に計上し、2月に発表する今期の業績予想に織り込む。詳細は精査中としているが、18年12月期の業績には影響しない。

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