兵庫県「神戸ビーフ館」3月末にオープン 新神戸駅の隣接商業施設に
- 2019/01/03
- 21:57
兵庫県は3月末に、神戸ビーフや但馬牛の情報発信力を強化することを目的とした「神戸ビーフ館」を山陽新幹線の新神戸駅に隣接した商業施設、新神戸オリエンタルアベニューの3階にオープンする。スクリーンやパネルで、神戸ビーフの歴史や生産過程を紹介するほか、神戸ビーフを認定する団体である神戸肉流通推進協議会の指定店が検索できるようにする。
兵庫県食肉事業協同組合連合会が事業主体になる。展示物のほか、食事するスペースも併設し、カウンター8席(図=兵庫県の発表資料より)、個室4席、テーブル席8席を備える。牛肉の部位別で食べ比べができる焼肉セットを提供することなどを計画しているという。落ち着いた雰囲気の食事スペースで、神戸ビーフにふさわしい高級感をめざす。
神戸ビーフの希少性などもあり「本物の神戸ビーフをどこで食べてよいかわかならない」といった観光客の希望に対応するのが兵庫県のねらい。神戸肉流通推進協議会が指定するレストランなどは、タッチパネルで簡単に検索できるようにするという。神戸ビーフに関するイベントの開催などでも、情報発信する予定だ。
神戸ビーフは、兵庫県産の但馬牛のうち、未経産牛または去勢牛で等級などが一定の基準を満たすものを神戸肉流通推進協議会が認定する。2017年度には神戸ビーフを示す「神戸肉之証」を5302頭に付与した。
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