井戸兵庫知事「デフレ乗り越える30年、成功していない」 テレビ番組で

 兵庫県の井戸敏三知事は1日に放送したテレビ番組で、平成の時代を振り返り「バブルが弾けた後のデフレをどう乗り越えるかという時代だったが、全然成功していない」と述べ、政府などの景気対策に批判的な見方を示した。「需要(減少への)対策をやってこなかった」ことから、「力の強いところが勝つ、つまり東京一極集中が進み、格差が広がった」と指摘。兵庫県などの人口減少の背景になったとの認識を語った。

 そうした流れの中で1995年(平成7年)の阪神淡路大震災が発生し、復旧や復興に追われたが、一方で「もうその時代が過ぎ去った」とも主張。「これからは都市の魅力をどう高めて、サービス産業やIT(情報技術)産業、知的産業といった人々が喜ぶ、魅力を作り出していける都市環境を、どう作り上げていくのが重要だ」と話し、兵庫県独自の経済政策に意欲を見せた。

 具体的には昨年10月に開設した、起業プラザひょうご(神戸市中央区)などを活用し、「若い人たちが、自分のやりたいことをやる、それに対して的確に相談に乗って上げて、バックアップをしていく。こういう仕掛けを、もっと作っていきたい」との意向を示した。サンテレビで1日午前に放送した「2019新春座談会」で話した。

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