神戸市本社の上場会社、45社の株価下落 値上がり阪神内燃機など3銘柄

20180823神戸株アイコン

 2018年の東京株式市場では、神戸市に実質的な本社を置く48社のうち45社の株価が下落、または株式併合などを考慮すると実質的に下落した。国内外の景気に先行き不透明感が広がったことでリスク資産と見て日本株を手放す投資家の動きを受けて、日経平均株価が年間で7年ぶりに下落するなど相場全体の下落に押された。さらに、実際に業績見通しを下方修正するなど、業績の悪化が明らかになった銘柄の下げがきつかった。

20181228年間株価騰落率

 昨年末である17年12月29日と今回28日の終値を比較してランキングにすると、最も値下がり率が大きかったのはキムラタン(8017)で58.3%下落した。11月9日に2019年3月期の赤字幅が拡大する見通しを発表していた。2位のトリドール ホールディングス(3397)は18年3月期の営業減益に意外感があったうえ、11月には19年3月期の業績予想も下方修正した。

 昨年末に比べて上昇したのは阪神内燃機工業(6018)、さくらケーシーエス(4761)、アサヒホールディングス(5857)の3銘柄にとどまった。阪神内燃機は18年3月期の減益幅が当初の会社予想より縮小したほか、創立100周年の記念配当などで夏場にかけて株価が上昇した。さくらKCSは4〜9月期の業績が当初予想よりも上振れた。アサヒHDは10月25日、4〜9月期決算と同時に大幅増配を発表。翌日は制限値幅の上限(ストップ高)まで買い進まれた。

 総じて株式の需給が悪いなかで、業績の悪化が株価を押し下げる展開だったといえる。19年1月に入ると18年3〜11月期の決算発表や同4〜12月期決算発表に関心が集まる。ここで20年2月期や同3月期の収益悪化が意識されるようだと、一段と株価の動きは鈍るとの見方が広がりやすい。足元では米株式相場の動きに連動するように、25日の日経平均が1010円下落した後、26〜27日の2日間で921円戻すなど相場に底堅さは見られたが、本格的な株式相場の戻りは予断を許さない。

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