住友ゴム社長に山本取締役が昇格 池田社長は代表権持つ会長に

(午後6時37分に学歴と出身地を追加しました)

 住友ゴム工業は27日、常務執行役員の山本悟取締役(60)が2019年3月26日付で社長に昇格する人事を発表した。池田育嗣社長(62)は代表権がある会長に就く。11年3月から社長を8年間務めた池田氏が会社のけん引役を後進に譲り、空席だった会長に就くことで経営に厚みを持たせ、2020年の売上収益(国際会計基準)で1兆1000億円に引き上げるなどの中期目標達成に向けた取り組みを強化する。

 山本悟(やまもと・さとる) 1958年6月14日生まれ。1982年に住友ゴム入社。2001年にタイヤ営業本部販売部長、07年ダンロップファルケン九州(現ダンロップタイヤ九州)社長。10年ダンロップタイヤ営業本部副本部長、住友ゴム執行役員。13年に住友ゴム取締役執行役員、15年に現職。上智大経済卒、埼玉県出身。

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