井戸兵庫知事「兵庫経済は順調に回復基調」 株価下落「注意深く見る必要」

20181226井戸敏三知事経済プラン

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は26日に開いた「ひょうご経済・雇用活性化プラン」の決定に向けた有識者による会議であいさつし、「総じていうと兵庫県の経済は順調に回復基調にあることは間違いない」との認識を示した。6月の大阪北部地震、7月の豪雨、9月に相次いだ台風と災害が相次いだことで7〜9月期こそ景気が減速したが「すぐ秋になって回復している」との見方を述べた。

 足元では日銀短観などでも全規模の企業で設備投資が高水準で推移。「その内容も更新投資だけでなく、人手不足もあって効率化投資、省力化投資、あるいは増産投資などのウエートが高い」と指摘。企業活動が活発化していることを強調した。もっとも、足元では株式相場が大幅に下落するなど、国内外で景気の先行き不透明感が浮上。金融市場の動向が実体経済に影響するか、「よく注意深く、動きを見ておく必要がある」とも語った。

 このほか井戸氏は、中期的な経済政策の指針を設定するうえでの問題意識を説明。「人手不足は業種によってばらつきがあり、それぞれに応じた対応が必要だろう」「起業環境をどう整えていくかは地域の活力増進に重要ではないか」「いちど県外に転出した人、いわゆる『第2新卒』に相当する人をどのように呼び戻すか、いかに県の施策を含む兵庫の情報を伝えるのか」「このところ女性や障害者が注目されているが、改めて高齢者の社会進出を焦点にする必要があるのではないか」などと話し、会合に出席した有識者らに議論を促した。

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