関西3空港懇談会8年ぶり開催 関経連の松本会長「最適活用で議論を」

20181224関西3空港懇談会

 関西3空港懇談会が24日午後、2010年以来8年ぶりに大阪市内で始まった(写真)。座長を務める関西経済連合会の松本正義会長(住友電工会長)は冒頭のあいさつで「関西3空港の最適活用について改めてご議論いただくのが今回、懇談会を再開した趣旨」と説明した。

 松本氏は、神戸空港での関西エアポート神戸への運営権譲渡や、訪日客の増加による関西国際空港での航空需要増加などを踏まえた議論を求める一方、「安心安全の確保、環境面への配慮、利用者利便性への配慮を議論の原則」と強調した。

 関西3空港懇談会は関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港のあり方や役割分担などについて、自治体や地元財界などで話し合う。今年9月に台風による高潮被害で関西国際空港の機能が一時的に、まひしたことなどを受け、関西国際空港の機能強化に加え、神戸空港、伊丹空港の役割を見直すことなどが論点だ。

 出席者は座長である松本氏のほか、国土交通省の蝦名邦晴航空局長、久保田雅晴航空局ネットワーク部長、川勝弘彦大阪航空局長、京都府の舟本浩副知事、大阪府の松井一郎知事、兵庫県の井戸敏三知事、和歌山県の仁坂吉伸知事、大阪市の吉村洋文市長、神戸市の久元喜造市長、堺市の竹山修身市長、大阪商工会議所の尾崎裕会頭、神戸商工会議所の家次恒会頭、新関西国際空港会社の春田謙社長、関西エアポートの山谷佳之社長だった。

 関西3空港懇談会の終了後、松本氏が午後2時40分から記者会見を予定している。

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