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久元神戸市長「人間は鳥になるかもしれない」 今年の漢字に「空」

20181220久元市長会見

 神戸市の久元喜造市長は、年内最後になった20日の定例記者会見で今年の漢字を記者に問われ、「空」を挙げた(写真=神戸市が配信した動画より)。4月に神戸空港の運営を民営化し、今月24日には関西3空港懇談会が開かれる。「空港のことが1年を通じで話題になった年ではなかったか」と久元氏は話した。加えて7月の豪雨、9月に相次いだ台風と「空模様がたいへん不安定で、対応を迫られた年でもあった」と、今年の漢字を説明した。

 そのうえで久元氏は「ドローンの活用が大きく進んだ」とも指摘。神戸市でも9月の台風通過後、岸壁の被災状況などをドローンを飛ばして把握したという。加えて、主翼の揚力を使って高速で長距離を飛行できるドローンでサービスを展開する、スウィフト・エックスアイが神戸市中央区で設立されたのも今年だ。こうしたドローンの技術は「これからも進化してくだろう」。

 そこで久元氏は、1978年に歌手の加藤登紀子さんが発表したヒット曲「この空を飛べたら」の一節を引用する。「『飛べる筈(はず)のない空 みんなわかっていて』という歌詞があるのだけれど、ひょっとしたら……」。ドローンで収集した情報が直接、脳に送り込まれて、まるで目の前に上空から見下ろす景色が広がているような体験ができる時代が「間近に迫っているかもしれない」。だとすれば地上にいながらにして、「人間は鳥になるかもしれない--」。

 久元氏は豪雨被害の対応でも、手元のスマートフォンで降水量や雨具の動きを頻繁に確認し、気象に関するIT(情報技術)の進歩を感じる機会が多かったという。技術の進歩といえば、神戸医療産業都市推進機構の本庶佑理事長にノーベル生理学・医学賞という果実もあった。「ひと昔前なら、まったく考えられないことが実現するかもしれない」(久元氏)ことを予感させる体験が相次いだのだとすれば、少なくとも”空”疎な1年ではなかったようだ。

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