神戸製鋼、米自動車向けアルミ加工の子会社で生産能力倍増 約47億円を投資

20181219神戸鋼の米子会社

 神戸製鋼所は19日、米国で自動車向けにアルミ加工品を製造する子会社「コベルコ・アルミニウム・プロダクツ・アンド・エクストルション」(ケンタッキー州、写真=神戸製鋼提供)で増産投資に踏み切ると発表した。約4200万ドル(約47億円)を投じて、現在の月産約500トンを同1000トンに倍増する。米国で衝突時の安全性に対する規制を強化する流れの中で見込まれる、自動車サスペンション用などアルミ鍛造品やコンプレッサー用鋳造棒の需要増に対応する。

 衝突時の安全性に関する規制強化の観点では、衝撃吸収性が優れたアルミ材の需要拡大が見込まれ流という。さらに燃費改善や世界的な環境規制強化の中で車体を軽量化する観点でも、アルミ材が注目されている。設備投資では溶融炉と押し出しプレス機を1機ずつ追加し、各2機の体制になる。2020年前半には量産稼働させたい考えだ。現在86人の人員を、さらにフル稼働時で90人ほど増員する計画だ。

 この子会社は16年4月に神戸製鋼が全額出資して設立した。加工工程は昨年から稼働、今秋になって溶解鋳造工程から最終工程の加工工程まで一貫生産できるようになった。今回の設備投資は19年3月期の業績予想に織り込み済みとしている。

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