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兵庫県と神戸市、防災対策や都心再開発などで連携を確認 兵庫県公館で調整会議

20181217兵庫県神戸市調整会議

 兵庫県と神戸市は17日、「兵庫県・神戸市調整会議」を兵庫県公館で開催した。井戸敏三兵庫県知事(写真右から3人目)と久元喜造神戸市長(同左から2人目)が出席し、9月に発生した台風による高潮被害などを防災対策、神戸市と兵庫県がそれぞれ進める三宮と元町の再開発など街づくり、2019年から相次ぐスポーツ行事をきっかけにした観光誘致などが共通の課題であることを、改めて確認した。会議の冒頭であいさつした井戸氏は「共通の課題はたくさんありますから、神戸市と兵庫県、足並みをそろえて立ち向かっていきたい」と話し、県市連携を強調した。

 会議には兵庫県議会と神戸市議会の正副議長もそれぞれ出席。神戸市の平野昌司副議長が、兵庫県が徴収する「県民緑税」について神戸市からの納税額が7億8000万円であるのに対し、神戸市への還元が1億5000億円と少ない現状を指摘すると、井戸氏は「六甲山の防災対策など(市街地の緑化事業以外)に対しても柔軟に対応する」などと応じた。六甲山の活性化に関しては、兵庫県と神戸市が共同で六甲山再生委員会を開いて規制緩和などについて議論しているが、井戸氏は「(検討事項がかさんでいる次回)3月の六甲山再生委員会に、また検討事項が残るようでは困る」と述べ、県市での議論を加速するよう促した。

 一方、神戸市が中央卸売市場の跡地の一部で兵庫県が計画している初代兵庫県庁の復元について、久元氏は「大変ありがたい」と述べた。「(神戸市営地下鉄)海岸線の集客にも資することになるし、改めて兵庫県庁が兵庫区から発祥したのを知っていただくことに、たいへん大きな意義がある」と話した。そのうえで、老朽化した冷蔵庫の移転など、中央卸売市場の再整備の一環で市場周辺の海面を埋め立てて新たな土地を確保する方針も明らかにした。

 2025年に大阪市で開かれる国際博覧会については議会側からも県市が連携するべきではないか、と提案があった。井戸氏は「神戸医療産業都市とタイアップしたようなサテライト会場」の誘致が念頭にあることを改めて述べたほか、久元氏は神戸空港などと会場の人工島「夢洲」を海路で結ぶことについて「大阪側もわりあいに肯定的、積極的にとらえていただいているようですので検討を進めていく価値がある」と、強調した。

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