神戸市の起業家育成プログラム、18社が事業計画を発表 400人が来場
- 2018/12/11
- 00:41
神戸市は10日、米有力ベンチャーキャピタル(VC)の500スタートアップス(カリフォルニア州)と共同で展開している起業家育成プログラム「500 Kobe Accelerator(アクセラレーター)」を受講した18社の成果発表会「デモデイ」を、東京都千代田区の「御茶ノ水ソラシティ」で開催した。会場には約400人の来場者が集まり、プログラムを通じて洗練された各社のプレゼンテーションに耳を傾けた。(写真=神戸市提供)
来場者のうち約120人は金融やベンチャーキャピタルなどの投資家。残りの約280人は企業の新事業担当など。神戸市の久元喜造市長は主催者としてあいさつし、今回のプログラムは募集時点で海外からの応募が半数を超えたことに触れ、「世界中に神戸のプログラムが認知された証拠だと考えています」と強調。プログラムを受講した各社に「神戸から世界に羽ばたいてほしいと思います」と期待を込めて語った。
今年のプログラムは10月末からデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を中心に神戸市内で開催した6週間のコースで、最終日としてデモデイを開催した。神戸市と500スタートアップスは2016年から「500 Kobe Accelerator」を展開しており、今年で3回目。これまでデモデイを神戸と東京の2カ所で開催していたが、今回は東京に絞った。
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