神戸電鉄、湊川〜有馬温泉の開業90周年 グッズ販売会がにぎわう
- 2018/11/28
- 13:15
神戸電鉄は28日、湊川〜有馬温泉間が開業して90周年を迎えた。これを記念した鉄道グッズなどの販売会を同日に鈴蘭台駅で開催し、多くの沿線住民や鉄道ファンでにぎわった(写真)。午前11時の販売開始を控えて長い列ができた。同社のキャラクター「しんちゃん」のぬいぐるみは50個を用意したが、販売開始前に並んだ人だけで売り切れる人気ぶりだった。
今回の販売会での記念グッズは、年表と路線図を印刷した台紙付きの入場券セット(850円)や、90周年ロゴキーホルダー(500円)、記念ピンバッジ3種(各400円)など。記念グッズは売り切れると販売を終了し、追加生産しない見込みとあって、記念に買い求める人を集めた。
神戸電鉄は現在、90周年を記念した行事を相次いで開催。過去に活躍した電車の塗装を復活させた「レトロトレイン」2編成を運転しているほか、有馬温泉の炭酸せんべい販売店5店舗を巡ってクイズに答える「有馬炭酸せんべいプチ検定」を実施中だ。
12月18日は有馬口〜三田間での運転開始から90周年を迎える。車内でジャズのBGMを聞きながら、三田ホテル(三田市)のディナーボックスが楽しめる「クリスマストレイン」を12月15日に運転。三田市制60周年との共同事業で、通常ダイヤで運転する「ミュージアムトレイン」の車内と三田市立図書館では、開業当時を振り返る写真展を開催している。
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