神戸サウナ&スパ、「神戸サウナ大学」を来年開校 「部活動」に重厚な布陣

20181123神戸サウナ大学記者会見


 ジェム(神戸市中央区)が運営する「神戸サウナ&スパ」は22日、同施設を拠点に「部活動」を楽しむ会員組織「神戸サウナ大学」を2019年4月に開校すると発表した。神戸で著名な各分野の粋人を「部長」に迎え、イベントを通じて参加者同士で交流する。19年に開業65周年を迎える神戸サウナ&スパは生田新道沿いの好立地。入浴の有無に関わらず、多様なイベントなどを通じて神戸の街を楽しむ人が集まる場所として、同施設を活用したい考えだ。

 22日に神戸サウナ&スパで記者会見したジェムの米田篤史社長(写真の前列中央)は、1995年の「阪神淡路大震災で被災して営業を休止したが、街を歩けばすれ違う人ごとに『いつ再開するの』と声をかけてもらった。こんなに街のお役に立っていたのかと改めて実感すると同時に、いつか恩返ししたいと思っていたけれど、なかなか具体的な形にする方法を思いつかなかった」と開設の経緯を説明。20年越しの思いを開花させたという。

 「大学」が用意した部活動は軽音楽部、映画部、ヨガ部、ラグビー部、アーバンピクニック部、コーヒー部、サウナ部の7つ。軽音楽部はオリバーソース社長で神戸新開地ジャズヴォーカルクイーンコンテスト審査員の道満雅彦さん(写真の後列左)、ヨガ部はラジオDJの大久保かれんさん(写真の後列左から3人目)、コーヒー部は「まめや」代表の中山広隆さん(写真の後列右)--などと部長勢は重厚な布陣だ。米田氏の発案に賛同して集まった。詳しい活動内容は今後決める。

 12月1日にホームページを開設し、来年1月末まで「学生」を募集。参加を希望する場合は、事務手数料(会費)として1000円を支払う。そのほかの費用はイベントに応じて実費などを負担するケースがあるという。12月16日にはサウナ部勧誘の一環で、お好み焼きを配布するイベントを実施。学生の募集をいったん締め切った後、来年3月3日に最初の行事である「入学式」を生田神社で開催する予定だ。

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