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シスメックス、超高解像度の顕微鏡を発売 数十ナノメートル単位で観察

シスメックスHM1000

 シスメックスは、細胞内にあるタンパク質の形状や、遺伝子の分布なども観察できる超高解像度の顕微鏡「HM-1000」(写真=発表資料より)を発売したと発表した。従来の蛍光顕微鏡を超える、高い空間分解能を実現したという。顕微鏡の性能の目安である空間分解能は40ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下。2点の距離が40ナノメートルよりも近くても2点と認識できるという。

 がんやアルツハイマーなどの研究には、細胞内小器官の異常や、神経細胞の接続部(シナプス)の内部構造といった、細胞内でもさらに細かい部分に存在する分子と、病気との関係を示すことが必要になる。だが、従来の同方式の顕微鏡では微細すぎて見えなかったり、本格的な観察には専用の暗室などを用意する必要があった。これを、標本をセットするだけで数十ナノメートル単位で観察できる超高解像度の画像が見えるようにした。しかも本体がデスクトップサイズと小型で、置き場所も選ばない。

 国内向けに10月に発売したが、順次海外にも販売地域を拡大する。大学や製薬会社などの研究施設向けに販売をめざす。価格は示していない。

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Author:kobekeizai
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