ノーリツの1〜9月期、純利益79%減 国内・海外とも減収

20181113ノーリツ決算グラフ

 ノーリツが13日に発表した2019年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比79%減の5億1400万円だった。国内、海外とも販売が伸び悩んで減収になったうえ、資材価格の上昇も逆風になったという。新設住宅着工戸数が前年を下回ったほか、中国の景気減速などの影響を受けた。

 売上高は2%減の1478億円、営業利益は60%減の12億5600万円だった。国内では高環境性能といった付加価値商材の伸び悩みに加え、素材価格の上昇が逆風。売上高は1%減の1093億円になった。海外は最も売上構成比が大きい中国で減収減益。海外売上高は22%減の454億円だった。

 2018年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は41%減の32億円を見込む。年間配当は32円(うち中間16円)とする配当計画も維持した。

 同時に、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に方針を決めたと発表した。19年3月に開催する定時株主総会で正式に決定する。コーポレートガバナンス(企業統治)の実効性を高めるのが目的としている。役員人事なども改めて発表する予定だ。

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